森 博嗣 講談社 2018-02-22
Wシリーズの8作目です。
今回は、シリーズの大きな流れがぐっと進んだ感じです。
人工知能と人
前半は人工知能的な感じで進み、後半は人間的な感じで進んだ印象です。人間的な非合理な考え方はどこか安心します。
舞台は、エジプトと南極。期待を裏切らずに何か起こってくれます。
つながりが次々と
後半になると、「百年シリーズ」とこれでもかというくらいにつながります。気持ち良いくらいにどんどんとクリアになっていきます。そして、あの人は。
そして、最後
やはり、最後はその名前が出てくるか。次作「天空の矢はどこへ?」が楽しみです。
来月は、Gシリーズの最新作「ψの悲劇 The Tragedy of ψ (講談社ノベルス)」が出ます。Gシリーズと百年シリーズのつながりが見えるのではないかと期待してます。こちらも楽しみ!
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