かがみの孤城 で本屋大賞を受賞した辻村深月さんの最新刊です。
とある事情から逃避行を続ける母子の物語。母と小学生の息子の視点が交互に入れ替わりながら話が進んでいきます。
逃げた先では
様々な人たちとの出会いがあります。その人たちとのつながりが、読んでいてあったかい気持ちにさせてくれます。作為的な偶然、好きです。
逃避行先の土地の特色も分かり、それも楽しみの1つです。
謎が
徐々に提示されます。途中示された謎がずっと気になって、一気に読み進めました。
そしてラスト、すべての謎が明らかになります。逃げ続けた先に待ち受けていたのは、果たして。
読後
人に頼ること、頼られることの大切さ、そんなことを考えてました。
広告