あなたは、理系ですか? それとも、文系ですか?
日本ではなじみの言葉です。でも、海外ではそうした区別は希薄のようです。
もともと科学は、哲学から出発しています。そうした考えから出発した国では文系、理系は関係ありません。日本は、科学を明治時代に取り入れて、お金がかかるかからないで文系、理系に分けて進めてきたのが、今につながってます。
これからの時代は、ITがますます重要になる。そうなると文系であっても理系の知識があった方が生きやすい時代に思えます。
抽象化
理系の特徴が本書では書かれてます。その1つがまとめること。色んな事象を一般論にまとめる。つまり、抽象化することが特徴です。これにより、本質を見極めることにつながります。
論理
ロジカルシンキング。最近よく耳にする言葉です。論理が重要になってきたことが本書に書かれています。それを読んで、なるほどと納得しました。
コンピュータは、0と1 で計算します。真 か 偽 です。論理も同じ考え方です。ITが発達してきたということは、コンピュータが至る所にある状態。それらが論理で構成されているということは、至る所で論理で仕組みが構築されているということです。そうなると論理的でないとかみ合わないことが多くなってしまいます。
論理を学ぶのにお勧めの本として以下が紹介されていました。
ブラックボックス
全てのことを理解するのは難しい世の中です。電子レンジの仕組みを知らなくても気にせず使っているように、今後のIT技術、AIも中身を知らなくても使っていけます。でも、ある程度知っていないと騙されていても気づかない恐れがあります。
また、知っていることでさらに面白く過ごすことができるような気がします。興味や疑問を持って、概要くらいは知ることが重要になってきます。
その為に、雑誌も有効です。
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まとめ
事例も交えて面白く書かれていて、文章もほどよく砕けていて読みやすい!
これからの時代に必要な科学の魅力に触れられる本です。