最近よく聞くサービスデザイン。これからの時代を生きる上で知っておくべきだと思い読み始めました。
分かりやすく書かれており、入門書としてはぴったりです。事例もあるのでイメージしやすいです。
モノからコト
これからは、価値共創の時代。サービス・ドミナント・ロジック(S-Dロジック)が大切になってきます。
モノそのものに価値があるわけでなく、何かを成し遂げるためにモノがある。モノを利用したり、モノの助けを借りてやりたいことをやる。一緒になって創り上げるコトをしっかり考える必要があります。
文脈を考える
人が何をしたいか考えることが必要です。本書では、それを文脈を考えると表現されています。したいことを考えて、それをアシストするモノを提供する。
例として分かりやすかったのがカフェ。本を心地よく読みたい人に、その空間を提供しています。
文脈を考えるのは、物語を考えることに近いような感じがします。誰かの物語を想像して、当てはめていく作業。
そういえば、文脈という言葉は、落合陽一さんも使っていました。
文脈が、キーワードです。
水平
デジタルの時代になって、よく言われていることですが、水平的ネットワークになりました。リソースの分離と再結合が容易になります。コトも成し遂げやすくなりました。
デジタルを頭に入れると、いろんな文脈が考えられそうです。
まとめ
サービスデザイン。考える上での色々なツールも紹介されています。それらも使って実践してみると考え方が身につきそうです。