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竜王戦 第4局 解説を聞いたら驚いた

豊島竜王と藤井3冠の将棋 竜王戦 第4局。ABEMAで三浦9段の解説を聞いて驚いた。

最終盤、豊島竜王の2二歩があるがために豊島竜王の王が詰んでしまうのだ。

普通は金を打って王手するところが、2二に歩があることから歩で王手することで詰んでしまうという。あまり現れない状況のため読みぬけてしまったのかもしれない。

豊島竜王が角を銀で取らずに、桂馬で王手したことによりこの変化が生じた。角を取っていれば豊島竜王のリードが保てていたようだ。しかし、角を取る手は王手ではないため、藤井3冠に手番を渡すことになる。詰将棋の名手でもある藤井3冠にゆだねるのは危険と考え入玉して詰まない手順を目指したのかもしれない。推測だらけなので真実は当人同士しかわからないが。

三浦9段の解説の中に、角を取るか桂馬を打つかの局面で豊島竜王の持ち時間が2時間以上残っていたのもいろいろ考えてしまった要因と言われていた。時間がなかったら一番自然な角を取る手を選んだのではないかと。

このような神がかった局面が現れるのはトップ同士の対局ならではと思われる。

竜王戦では、以前、羽生と渡辺が永世竜王をかけた戦いでもそうした局面が現れた。羽生の3連勝で迎えた4局目、渡辺ピンチの場面で羽生が指す前に水を飲んだ。その時に渡辺が打ち歩詰めの変化に気づき勝利を手繰り寄せた。水を飲まなかったらどうなっていたのか。このシリーズは、渡辺が3連敗のあと4連勝で見事竜王を防衛したのである。

トップ同士のそうした神がかった局面が今後も現れるのを楽しみにしたい。ただ、変化の先に現れる局面は解説してもらわないとわからず、自分では気付けないのが残念だ。