豊島 VS 木村 の王位戦の決着がついた。
4勝3敗で木村が王位を奪取。
木村にとっては初のタイトルである。初タイトルの最年長記録を更新した。
木村新王位は、高い勝率を維持しながらもタイトルにはあと一歩及ばなかった。ようやくという感じである。
遠山6段が書いていたが、現代の将棋は玉が薄いまま戦いを進める。木村王位のスタイルに時代が追いついたのだと。確かに、木村王位と言えば玉で受けるのも厭わない(いわゆる顔面受け)。見ていてはらはらする。
王位戦第7局を将棋ソフト(激指)で分析してみると80手くらいまではほぼ互角であった。81手目くらいから木村が優位を築いていき110手で豊島が投了となった。
木村王位と言えば解説がすこぶる面白い。そちらも引き続き楽しみにしていきたい。
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