Wシリーズの最終話。
舞台はkyoto。学会で事件が起きます。
逃げる
今回は、ひたすら逃げる。「逃げる」は小説の王道テーマです。
そういえば、Gシリーズの最新作も逃げるシーンが多かった印象です。大詰めを迎えているからでしょうか。
逃げると言えば
話が少しそれますが、逃げることをテーマとして書かれた小説のお勧めは「ゴールデンスランバー」
理由はよく分からないが、ただただ逃げるだけの小説です。単純なんだがこれが面白い。読んだあと特に何も残らないが、ただただ楽しめます。すっきりしたいときにはお勧め。映画化もされており、こちらもお勧めです。
逃げるを解説
余談を続けます。ゴールデンスランバーの解説も書かれている小説の読み方が面白くなるた本が「本の読み方 スロー・リーディングの実践」
「ゴールデンスランバー」の解説を読んで妙に納得した記憶があります。
この本で気に入ったのは、森鴎外の足ることを知るという概念。高瀬舟の解説で書かれておりしっくりきました。そんな境地に憧れます。
終盤
話は戻って「人間のように泣いたのか?」の終盤。
なんとも言えないもどかしさ。そういうの嫌いじゃないです。
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