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「崩れる脳を抱きしめて」知念実希人 感想/不安定な感情を解き放つ

最近、脳科学に興味があって、関連の実用書をいろいろ読んでます。疲れの要因だったり、人類の進化に伴った仕組みだったりと非常に興味深い。そんな本を探している中で引っ掛かったのが、「崩れる脳を抱きしめて」というタイトル。題名にひかれて読みだした小説です。

 

作者は、医師でもあるので医療関係の描写は詳しいです。「神様のカルテ」に似た雰囲気があります。

話は、研修医である男性主人公が実習で訪れた先の病院で、女性患者と出会う所から始まります。2人の関係がどうなるのか。じれったい感じが続きます。このはっきりしない感じ、たまに読みたくなります。例えるなら、天一のようなこってりとしたラーメンを無性に食べたくなるような感覚に近いです。理由は分からないが、求めてしまってます。

前半は、そうしたじれったい男女の関係が描かれた恋愛小説。「君の膵臓をたべたい」と近い感じです。

果たして、お互いの気持ちは、思いは伝わるのか。。。

と、いったん前半は終了し、後半はがっつりミステリィです。大きな謎がまず登場。それを主人公が解き明かすために奔走します。結構、速いペースで謎が分かってくるので飽きずにサクッと読めます。この辺は、現代のスピードにもマッチしてます。そして、最後に真相が明らかに。

本を閉じた後に、”生きることの意味は何?” そんなことも考えさせられる小説でした。

 

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