atsusta 趣味ブログ

好きな趣味を気ままに綴ってます

小説

眠れない。。。/「人間のように泣いたのか?」(森博嗣)感想

人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly? (講談社タイガ) posted with ヨメレバ 森 博嗣 講談社 2018-10-24 Amazon Kindle Wシリーズの最終話。 舞台はkyoto。学会で事件が起きます。 逃げる 今回は、ひたすら逃げる。「逃げる」は小説の王道テーマで…

情報が意図を持って広がる「歪んだ波紋」

歪んだ波紋 posted with ヨメレバ 塩田 武士 講談社 2018-08-09 Amazon Kindle 7net 中編の連作ものです。全体で一つの世界観、テーマを持っており、それぞれの話がうまくリンクしてます。ここで繋がるのか!と読んでて楽しくなります。 情報が溢れかえった…

dele 7話 後味が。。。

毎週楽しみに見ているドラマ 「dele」 第7話は気持ち悪いがいい感じでした。なかなかない終わり方です。 ドラマの終わりの時間が迫ってきてもしやこのまま終わるのでは、いやいやきっと何かあるはずとどこかで期待していましたが、そうなりましたか。 映画「…

少しだけ優しい気持ちにさせる「dele2」

dele2 (角川文庫) posted with ヨメレバ 本多 孝好 KADOKAWA 2018-06-15 Amazon Kindle 7net deleの続編です。 ドラマも毎週楽しみにしているなか本作を読みました。 ドラマの中で舞が言っていた「少しだけ優しい気持ちにさせる」の通りなんだかケイが感情豊…

目の前で繰り広げられているのは…「天空の矢はどこへ?」

天空の矢はどこへ? Where is the Sky Arrow? (講談社タイガ) posted with ヨメレバ 森 博嗣 講談社 2018-06-22 Amazon Kindle 7net Wシリーズの9作目。 テンポよく話が進んでいき、はらはらするがあっさりしている印象のストーリーです。 目の前で繰り広げ…

JRゲートタワー カフェに本屋さんの”ほん”が持ち込めます

名古屋駅前にあるJRゲートタワー。オープンして1年と少しが経ちました。 エレベータで9Fまで上がり、ビックカメラ内のエスカレータで下って8Fに行くと三省堂書店があります。広いフロアに本がたくさん置かれている空間は素敵です。自然とテンションが上…

本屋で見つけた気になる本 2018年6月

駅前の大型書店で、楽しい本がないか探してきました。 さざなみのよる さざなみのよる posted with ヨメレバ 木皿 泉 河出書房新社 2018-04-18 Amazon Kindle 7net まず、本の横にある木皿泉応援団の認定書のような紙が目に留まりました。作者のサインはよく…

私とは?「ψの悲劇」

ψの悲劇 The Tragedy of ψ (講談社ノベルス) posted with ヨメレバ 森 博嗣 講談社 2018-05-09 Amazon Kindle 7net Gシリーズ 11作目です。 シリーズは残すところ本作と次作の2冊となりました。どこまで進むか楽しみにして読み始めました。 淡々と 物語が…

逃げた先に待ち受けていたのは... 「青空と逃げる」

青空と逃げる (単行本) posted with ヨメレバ 辻村 深月 中央公論新社 2018-03-20 Amazon 7net かがみの孤城 で本屋大賞を受賞した辻村深月さんの最新刊です。 とある事情から逃避行を続ける母子の物語。母と小学生の息子の視点が交互に入れ替わりながら話が…

「命売ります」物語の世界に引き込まれます

命売ります (ちくま文庫) posted with ヨメレバ 三島 由紀夫 筑摩書房 1998-02-01 Amazon 7net BSでドラマ化された三島由紀夫の娯楽作品です。 命を売ることを商売に考えた青年の連作作品。 読みやすいのですっと物語の中に入り込めます。続きが気になり、…

2018年 本屋大賞 で読んだ本、読みたい本

2018年の本屋大賞の順位が決まりました。 1位は、 かがみの孤独 かがみの孤城 posted with ヨメレバ 辻村 深月 ポプラ社 2017-05-11 Amazon Kindle 7net 辻村深月さんは、好きな作家の一人です。 読みたいと思いつつまだ読めていなかった作品が1位でし…

つながりが続々と明らかに、「血か、死か、無か?」が楽しい!

血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null? (講談社タイガ) posted with ヨメレバ 森 博嗣 講談社 2018-02-22 Amazon Kindle 7net Wシリーズの8作目です。 今回は、シリーズの大きな流れがぐっと進んだ感じです。 人工知能と人 前半は人工知能的な感じ…

音楽が聞こえてくる本「蜜蜂と遠雷」

ピアノコンクールをめぐる物語。 ピアノ演奏者4人を中心とした話が魅力的なのに加え、物語が交錯する様が心地よい。 4人の心の動きも秀逸で、夢中で読み進めました。 演奏者にも、観客にも、審査員にもなれて楽しく世界観にのめりこめます。 美しい音楽が…

大どんでん返しの結末は?「婚活中毒」そうくるか!

雑誌で紹介されていたので手に取ってみた。 4つの話で構成されています。どれも最後に意外な結末が待ってます。久々にこういった小説を読んだので、大どんでん返しの結末が楽しくて一気に読了。短時間でサクッと読めます。 3話目のリケジョの婚活は、デー…

ラジオで聞いた気になる本

ラジオから流れてきた本の紹介で耳にとまったのが、365日の本。 一日、一冊本の紹介が書かれているとのこと。 ということは、365冊、紹介してくれるということですか。 新たな本との出会いがありそうです。 365日のほん posted with ヨメレバ 辻山良雄…

本屋で見つけた気になる本

気持ちいい天気だったので、駅前の大型書店まで足を運びました。 たくさんの本に囲まれた空間は、素敵です。 楽しい気分で本のタイトルを眺めていると、 ラプラスの魔女 が目に留まりました。櫻井翔さん主演で5月に映画化とあります。超能力のような力はなん…

ママチャリがいい味出してます!/「あとは野となれ大和撫子」(宮内 悠介)感想

題名に惹かれて読み始めました。 少女たち 舞台は中央アジア。小国で、突然政権を担うことになった少女たちが活躍します。 少々、設定は強引な感じですが、キャラクターが読んでて楽しいです。アニメのキャラに近い感じがしました。 違う顔が 中盤に差し掛か…

虚構の世界へ迷い込む/「ペガサスの解は虚栄か?」(森博嗣)感想

Wシリーズの最新作。7作目です。 毎回、シリーズの大きな流れがどこまで進むか楽しみで手に取ります。エピローグを楽しみにして読み始めました。 人工知能 新たな人工知能が登場します。主人公のハギリが、その人工知能と合う所から物語が始まります。そこ…

「崩れる脳を抱きしめて」知念実希人 感想/不安定な感情を解き放つ

最近、脳科学に興味があって、関連の実用書をいろいろ読んでます。疲れの要因だったり、人類の進化に伴った仕組みだったりと非常に興味深い。そんな本を探している中で引っ掛かったのが、「崩れる脳を抱きしめて」というタイトル。題名にひかれて読みだした…

謎解きを楽しむ/「ホワイトラビット」(伊坂幸太郎)感想

ホワイトラビット ただただ楽しみたい時に読んでいるのが、伊坂幸太郎さんの作品です。そんな伊坂さんの最新作が「ホワイトラビット」。「アメトーーク」の読書芸人で東野幸治さんの好きな本の中にも入ってました。 広告 // 舞台は 仙台。冒頭、変わった職業…

2017年「アメトーーク!」読書芸人の選んだ好きな本/わたしが読んでみたい本、読んだ本

「アメトーーク!」の読書芸人は、どんな本が出てくるのかと、毎回楽しみです。今回紹介された中で、読んでみたい本、すでに読んだ本をまとめました。 東野幸治さんの紹介 今回、初参戦の東野幸治さんの好きな本です。 「蜜蜂と遠雷」恩田陸 蜜蜂と遠雷 post…

「手紙」 東野圭吾 感想/厳しい現実と向かい合う

Yahoo!のホームページを眺めていたら、動画のおすすめに映画「手紙」があるのを見つけました。なつかしいと思うとともに、あの時味わった感動を思い出しながら書いてます。 原作は東野圭吾さんです。東野さんと言えば、ミステリーのイメージが強いですが、本…

将来に向かって生きろ/「dele」(本多孝好)感想

死後、消したいデータはあるだろうか。そんなことを気にしながら、読み始めました。ここ十数年でデジタル空間を個人が多く使うようになりました。大量の個人情報が、死後もほっとくと残ることになります。そんなデータを、死後、消してくれる人たちの話です…

「アナログ」ビートたけし 感想/小気味いいリズムに引き込まれます

ビートたけしさんの描く人物が、どういった視点や考えを持つかに興味があり、読み始めました。 アナログ posted with ヨメレバ ビートたけし 新潮社 2017-09-22 Amazon 楽天ブックス 7net honto e-hon 喫茶店で運命の女性と出会う主人公。会うのは、週1回、…

「AX」伊坂幸太郎 感想/ピースを組み合わせる感じ

主人公は、恐妻家を持つ、職業***と、相変わらず設定が無茶苦茶です。前作のグラスホッパー、マリアビートルで登場した人物も出てきます。なつかしく思いながら読みました。 話は、5編の連作短編。後半になるほどボリュームは増えていきます。 お気に入…

スリリングな展開に興奮!「騙し絵の牙」(塩田武士) 感想

表紙を見て、これは何だ? なぜ、大泉洋氏!と頭の中が、はてなマークでいっぱいになると共に、非常に興味を引かれました。これは読むしかないと。 広告 // 読み始める 実際読んでみると、これが面白い。雑誌編集長が、周りに翻弄されながらも奮闘する様が描…

大きな流れを読むのが面白い!森博嗣作品

読書を始めたときに、多く読んだ作家が3人いました。宮部みゆきさん、京極夏彦さん、そして、森博嗣さんです。 徐々に他の作家の方の本も読むようになり、森博嗣さんの作品は15作読んだところで止まっていました。 それから十数年経った2014年、武井…

「ツナグ」辻村深月 感想/読後感の余韻がすごい! 心を揺さぶられてみませんか?

辻村深月さんの作品は、私にとって、あたりとなることが多いです。 登場人物の感情が激しく揺れる作品が多いのがその要因だと思います。感情の揺れが、私をその人物に引きつけ、気が付くと感情移入し、物語に入り込ませてくれます。そこに心地よさを感じてい…

「手のひらの京」綿矢りさ 感想/ほっこりするお話です

「蹴りたい背中」で芥川賞を受賞した綿矢りささん。 受賞後、しばらく作品が出ていませんでしたが、最近はコンスタンスに出版されてますね。 手のひらの京は、題名と表紙に魅かれて手に取りました。あたりでしたね。 個性的な三姉妹 主人公の三姉妹。それぞ…

物語に没頭したい!! そんなあなたにおススメする恩田陸作品

小説には2つの読み方があると思います。 1つは、1歩引いた状態で俯瞰して作品を読み進めていく場合。ミステリーで、続きが気になりながら読むときはそんな状態です。 もう1つは、作品の中に入り込んで同じ世界観にどっぷりはまる場合。感情移入して、仮想…